野球パフォーマンスコラム No.1 〜野球選手の肩を守るために〜
野球パフォーマンスコラム1回目は、野球の代表的なケガの1つである
「野球選手の肩の痛み」について書きます!
結論から言うと
ボールを投げなければ肩を痛めません。
しかし野球をしていてボールを投げないと言うのは非現実的です。
強くボールを投げるという行為は、どれだけ理想的な動きをしていても
肩・肘にはものすごく負担が掛かっています。
肩はいろんな方向に動くように自由度が大きいので、関節の安定性を
筋肉などの軟部組織に依存しています。
耳にしたことのある肩のインナーマッスルと言われるものが
肩の安定性に大きく影響します。
肩のインナーマッスルは、ボールを投げる行為では肩が関節から抜けないように
止めてくれるブレーキの役割もしています。
たくさんボールを投げれば投げるほど、強くなりそうな気もしますが、実はその逆なのです。
車で考えた場合、急ブレーキをたくさん使ってメンテナンスをしないとどうなるでしょうか?
ブレーキが効かなくなったり、他の部分が壊れてしまったりします。
野球をしていて肩が痛い方はまさにこの状況なのです。
またボールを投げるのをやめれば症状がなくなるのは、ブレーキ使わないので故障に気がつかない状況になります。
しかし、メンテナンスをしていないため、またブレーキを使うと壊れてしまうので、痛みが出てしまう。という繰り返しになってしまいます。
しっかりメンテナンスをすることで、故障しづらく痛みなくボールを投げることができます。
(プロ野球のピッチャーはとてもこのメンテナンスを意識しているといわれています)
今、肩の痛みがある方もメンテナンスを行えば痛みなくボールを投げられるようになります。
このメンテナンスの基本の1つが、肩のインナーマッスルのトレーニングになります!
特に小学生などのジュニアの選手は、インナーマッスルのトレーニングは、
障害予防のメンテナンスだけでなく球速アップなどのパフォーマンスアップにも繋がります!
野球パフォーマンスコースでは、現状を評価し、最適なエクササイズを処方させていただきますので、
お気軽にお問い合わせください!