医療機関や治療院、スポーツの現場でストレッチをしましょうと言われたことはありませんか?
実際、私たちもよくこの言葉を現場では使いますが、
その際は必ず『なぜやらなければいけないのか』を合わせて伝えます。
選手・患者さん・クライアントに漠然と『ストレッチをしてください』と伝えても、目的が曖昧であれば
継続することが難しく、結果的に効果を感じてもらえなくなってしまいます。
またジュニアの選手には保護者の方へ合わせて説明することで、ご自宅でのお子様へのお声かけに繋がり
継続性を上げることに繋がります。
ストレッチの目的には大きく分けると2つの目的があると考えます。
1つ目はスポーツなどの際に行うウォーミングアップ・リカバリー目的のストレッチです。
固くなっている筋肉を伸ばすことで、ウォーミングアップであれば筋肉への血流量をあげることで、筋繊維の収縮スピード・筋力発揮の増大、リカバリー目的であれば、疲労による関節可動域減少の軽減や血流を良くすることで
疲労物質の除去の促進に繋がります。
2つめは関節可動域拡大を目的とした習慣的なストレッチです。
言葉をかえるなら『柔軟』になります。
関節可動域が筋肉の硬さにより、可動域が減少すると自分の思うように体が動かすことができず、スキル獲得に影響し
パフォーマンスの低下に繋がるだけでなく、怪我のリスクにも繋がり、肩こりや腰痛の原因になるも場合もあります。
前者のストレッチは取り組まれている方は多くいるかと思いますが、実際に重要なのは後者のストレッチになります。
実際現場で指導する際も後者の指導を多く行います。
プロ選手であれば自己意識が’高く自ら行う選手がほとんどですが、アマチュアやジュニア世代ではスキル練習に比重が多く置かれている状況が多く、ストレッチなどの運動におけるベースが疎かにされている状況が多くあります。
また関節の可動域には、「自ら動かすことのできる可動域」と「筋肉の伸張による可動域」の2つに分けることができます。
どちらも筋肉の伸張性は必要になりますが、筋肉の伸張性があっても力の入れ方が分からず上手く動かせない場合もあり、
その際はストレッチではなくエクササイズを処方することで、改善することができます。
選手・患者さん・クライアントをしっかりと評価し、その結果からベストなメニューを組むことで、
より効率的な改善が期待できます。
現在はLINEなどのメッセージツールで動画などを送ることで、ストレッチメニューを組むこともできますので
全国どこにいても対応することが可能です。
アスリートだけでなく、普段の生活の中での身体のお悩みも、対応させていただきますので
ご興味のある方はお気軽にLINEよりご連絡ください!